nbh
特異点
隣接点
一般に、特異点の座標は代数的数になる。この場合、代数的数を共役な代数的数で置き換えて得られる点もまた、特異点になる。この性質を利用して複数の特異点を一度に表示するのであるが、特異点ベクトルの最初の引数「点の個数」はこのような表示によって、いくつの特異点が表されているかを示している。したがって、特異点が有理点ならば、点の個数=1 である。隣接点ベクトルの最初の引数である「点の個数」は親ベクトルの表す各点から、この数だけ同じタイプの隣接点が出てくることを意味する。
[1] F=x^6+3*y^2*x^4+(3*y^4-4*z^2*y^2)*x^2+y^6; x^6+3*y^2*x^4+(3*y^4-4*z^2*y^2)*x^2+y^6 [2] sing(F); [[0,0,1],[(#0),1,0]] [3] nbh(F); [ 1 [0,0,1] [4,-1] [[ 1 [2,1] [terminal] ],[ 1 [2,1] [terminal] ]] ] [ 2 [(#0),1,0] [2,-1] [[ 1 [1,1] [terminal] ]] ]特異点
[0,0,1]
は重複度4 の通常でない特異点であり、
2つの隣接点をもつ。それらはどちらとも重複度2 の通常特異点
である。特異点[(#0),1,0]
の隣接点は単純点である。
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