Updated on Sep 30, 2011
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整数論では素数定理( X 以下の素数の個数はだいたいX/log(X) という定理)やディリクレの算術級数定理を始めとして,いろいろな密度定理が知られています.
3次体を判別式の順に並べて個数を数えると,主要項が2つあることが示されますが,さらに,等差数列中(算術級数中)で個数を数えると,2番めの主要項に偏りがあらわれることがあります.例えば,7で割って1余るような判別式を持つ3次体は,同じく7で割って2余る3次体よりたくさんあります.
講演では,整数論における密度定理の例を振り返りつつ,この3次体の定理の証明(Frank Thorne氏との共同研究)を紹介したいと思います.