break, return, continue
ループを構成する文は, while 文, for 文, do 文
の 3 種類がある.
while 文
形式は,
while ( 式 ) 文で, これは, 式 を評価して, その値が 0 でない限り 文 を実行するという 意味となる. たとえば 式 が 1 ならば, 単純な無限ループとなる.
for 文
形式は,
for ( 式並び-1; 式; 式並び-2 ) 文で, これは
式並び-1 (を単文並びにしたもの)
while ( 式 ) {
文
式並び-2 (を単文並びにしたもの)
}
と等価である.
do 文
do {
文
} while ( 式 )
は, 先に 文を実行してから条件式による判定を行う所が while 文
と異なっている.
ループを抜け出す手段として,
break 文及び return 文がある. また, ループの制御を
ある位置に移す手段として continue 文がある.
break
break 文は, それを囲むループを一つだけ抜ける.
return
return 文は, 一般に函数から抜けるための文であり,
ループの中からでも有効である.
continue
continue 文は, ループの本体の文の末端に制御を移す.
例えば for 文では, 最後の式並びの実行を行い, while
文では条件式の判定に移る.
Go to the first, previous, next, last section, table of contents.