新しいフロッピーディスクは, format が必要な場合がある. この場合は format をまだしていないと予想できる. Windows の場合, デスクトップのマイコンピュータ (My computer) フォルダの 3.5 インチディスクアイコンの場所で, マウスの右ボタンをクリックするとフォーマットのメニューをだせる. または, MSDOS プロンプトよりコマンド
format a:
使用されてことのあるディスクを format するといままでのデータはすべて 消え去る.
フロッピーディスクは, トラック (track) とセクター (sector) に分けられており, ディスクに, ここからは track 1, sector 1 ですよ, このマークのあとに track 1, sector 1 に書き込むデータを書いて下さい, とか, ここからは track 1, sector 2 ですよ, このマークのあとに track 1, sector 1 に書き込むデータを書いて下さい, とかいう情報をまず書き込む のが format という操作である. 一般に市販されているフロッピーは 1.2M または 1.4M用と書いてあるはずだが, format コマンドは 1440 KB (1.4M) の容量をフロッピーディスクが持つように トラック, セクターの切りわけをする. 日本では NEC の PC9801 が長くつわれていた, PC9801 では 1.2M のディスクを用いていた, という歴史的理由により 1.2M の容量をフロッピーディスクが持つように format できる機種も存在する.