実習にあたっての注意事項:
以下の実習では,
全角英数を入力してはいけない.
かな漢字変換を off にして入力すること.
計算機は習うより慣れろという面も多い. とりあえず計算機の前でいろいろ試してみるのが 大切である. ただし, 試しただけでおわり, 納得する努力を怠ると, 進歩しない.
JavaScript では ×(かける) を * で,
÷(割る) を / で表す.
JavaScript の場合は, 次のようなファイルを
``メモ帳(notepad)'' (または ``コマンドプロンプト'' の edit) で作成して,
名前 ``ex1.html'' でセーブしたあと,
netscape より ファイル
ファイルを開く
メニューで, ex1.html を選べばプログラムを実行させることが
できる.
<script language="JavaScript"> document.write(3+5*(2-10),"<BR>"); document.write(20+2*((3+2/5)+10),"<BR>"); </script>
実際の計算と画面表示を行っているのは,
document.write(3+5*(2-10),"<BR>"); document.write(20+2*((3+2/5)+10),"<BR>");の 2 行である.
"<BR>"
は ``改行して次の行に書け'' を意味する.
実際に実行される文以外の
<script language="JavaScript"> </script>の部分は, いまのところ決まり文句だと思ってほしい. 最後の
</script>
を忘れるとプログラムが実行されないので
注意.
プログラムに入力ミスがあったら,
``メモ帳'' で修正, セーブのあと,
Netscape より, 再読み込み (reload) すればよい.
決まり文句の部分は
<SCRIPT Language="JavaScript"> </SCRIPT>と大文字で書いてもよいが(小文字で書くのが最近の規格), プログラム本体は, 大文字と小文字を厳密に区別してるので注意. また,
<script>
タグを理解できないブラウザのために,
下のようなコメント記号で, プログラムを囲むのが慣習であるが,
ここでは, やらない.
<script language="JavaScript"> <!-- document.write(3+5*(2-10),"<BR>"); document.write(20+2*((3+2/5)+10),"<BR>"); // --> </script>
質問: 一度作成したファイルをメモ帳で開こうとしても,
ファイルをオープンできません
ファイルのオープンダイアログが表示されたら,
``ファイルの種類'' を ``すべてのファイル (*.*)''
に変更してすべてのファイルを表示すること.
メモ帳の場合初期状態は *.txt のみであり, HTML ファイルは見えない.
JavaScript のファイルは abc.html みたいに, かならず
.html をつけて
保存すること. .html の部分を拡張子という.
拡張子でファイルの種別をあらわすことがおおい.
たとえば .txt はテキストファイルを示す.
.html は, HTML 形式のファイル (JavaScript のプログラムファイルも含む)
を意味する.
数学では数式のなかで, 普通の括弧の他に,
大括弧 [, ]
や中括弧 {, }
なども利用するが, 計算機言語では普通
(, )
しか利用しない.
従って
を計算するには, 次のように入力する.
の平方根
の近似値を計算する関数は
Math.sqrt(x) なる名前で JavaScript が用意している.
計算機というのは, 基本的に有限桁の整数の四則演算
(足し算, 引き算, 掛け算, 割算) しかできない.
したがって平方根の近似値を計算するには,
この計算を四則演算に帰着する方法を見つけ,
プログラムとして実装しないといけない.
の計算については, あらかじめこのような機能をもつ
プログラムが,
Math.sqrt(x) なる名前で組み込まれている.
ここではとりあえず を計算してみよう.
今度は, 名前 ex2.html で次のようなファイルを作成しよう.
<script Language="JavaScript"> document.write(Math.sqrt(2)); </script>このプログラムを netscape から読み込み実行すると
1.4142135623730951と表示される.
の値を計算するには
<script language="JavaScript"> document.write(Math.sin(Math.PI/6)); </script>なるファイルを作成し実行すればよい.
プログラムのエラーは Java Console の表示をみると参考になる.