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FreeDOS と ホストOSとのファイル共有方法
ここ に詳しい記事があるが,
以下私がやった方法を記載. iso ファイルはすでに作ってあり上記の方法より簡略化してあります.
準備
- FreeDOS の仮想マシンを VMware で作成.
FreeDOS の iso image は freedos.org
から取得.
ちょっと古い FreeDOS ですが
FreeDOS.zip をダウンロードすれば
ダブルクリックで動くはずです.
FreeDOS-with-vmsmount.zip
は上記に加えて下記の vmsmount.exe も入ってますが,
私の環境に合わせてシステム設定してあるので, 調整が必要.
- US キーボードになってしまうので, US キーボードの図解をネットで検索して入手.
たとえば : は, 日本語キーボードでは + の場所,
\ (backslash, ブラウザによってはこれも円記号で表示されてるかも) は日本語キーボードでは, 多分 ¥ の場所.
- fdosmount.iso (CDROM image) をダウンロード.
下図ではフォルダ ~/Desktop/VM に置いてます.
- ~/Desktop/VM に フォルダ FDOS を作る. これが共有フォルダとなる.
どうやら大文字, 8 文字以内でフォルダ名を作る必要あり.
0100.png
システム設定の共有から FDOS フォルダを共有する.
0200.png
CD image の fdosmount.iso を仮想CD/DVD に接続
0300.png
これで仮想 CD に入ってるファイル vmsmount.exe
(FreeDOS から 共有フォルダを読み書きするモジュール)
をコピーする準備完了
FreeDOS を起動して,
copy e:vmsmount.exe
命令で, 仮想CD内の vmsmount.exe を c ドライブにコピーする.
以後仮想CDは必要なくなるので, 接続を解除してよい.
注意
私の環境では仮想CDはドライブ e でしたが, ドライブ d にあるかも
しれません. 適宜探してください.
下図のてっぺんの DVD マークがついてて, 仮想 CD/DVD が接続状態であることを確かめてください.
0400.png
vmsmount を実行すると,
f ドライブに共有フォルダが接続される.
注意
私の環境では共有フォルダドライブ f でしたが,
違うドライブかもしれません.
vmsmount の表示するメッセージをみてください.
0500.png
参考
FreeDOS のテキストの改行コードは
0xd, 0xa です.
unix 系では 0xa のみなので,
たとえば emacs では次のように改行コードの変更ができます.
共有フォルダのファイル名は
いわゆる 8-3 形式の大文字にしてください.
FreeDOS には終了電源断のコマンドはありません.
仮想マシンの電源を切ればOKです.
Windows 用 dosbox ,
日本語キーボード対応版.
ここ から持ってきたものです.
なおこの dosbox には
DEBUG.COM
がはいってないので, FreeDOS の DEBUG.COM をコピー.
dosbox では mount コマンドでホストとの共有フォルダを実現できます.
例: mount c c:\shared
0600.png
0700.png