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FreeDOS と ホストOSとのファイル共有方法

ここ に詳しい記事があるが, 以下私がやった方法を記載. iso ファイルはすでに作ってあり上記の方法より簡略化してあります.

準備

  1. FreeDOS の仮想マシンを VMware で作成. FreeDOS の iso image は freedos.org から取得. ちょっと古い FreeDOS ですが FreeDOS.zip をダウンロードすれば ダブルクリックで動くはずです. FreeDOS-with-vmsmount.zip は上記に加えて下記の vmsmount.exe も入ってますが, 私の環境に合わせてシステム設定してあるので, 調整が必要.
  2. US キーボードになってしまうので, US キーボードの図解をネットで検索して入手. たとえば : は, 日本語キーボードでは + の場所, \ (backslash, ブラウザによってはこれも円記号で表示されてるかも) は日本語キーボードでは, 多分 ¥ の場所.
  3. fdosmount.iso (CDROM image) をダウンロード. 下図ではフォルダ ~/Desktop/VM に置いてます.
  4. ~/Desktop/VM に フォルダ FDOS を作る. これが共有フォルダとなる. どうやら大文字, 8 文字以内でフォルダ名を作る必要あり.

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システム設定の共有から FDOS フォルダを共有する.

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CD image の fdosmount.iso を仮想CD/DVD に接続

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これで仮想 CD に入ってるファイル vmsmount.exe (FreeDOS から 共有フォルダを読み書きするモジュール) をコピーする準備完了

FreeDOS を起動して,
copy e:vmsmount.exe
命令で, 仮想CD内の vmsmount.exe を c ドライブにコピーする. 以後仮想CDは必要なくなるので, 接続を解除してよい. 注意
私の環境では仮想CDはドライブ e でしたが, ドライブ d にあるかも しれません. 適宜探してください.
下図のてっぺんの DVD マークがついてて, 仮想 CD/DVD が接続状態であることを確かめてください.

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vmsmount を実行すると, f ドライブに共有フォルダが接続される.

注意
私の環境では共有フォルダドライブ f でしたが, 違うドライブかもしれません. vmsmount の表示するメッセージをみてください.

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参考

FreeDOS のテキストの改行コードは 0xd, 0xa です. unix 系では 0xa のみなので, たとえば emacs では次のように改行コードの変更ができます.

共有フォルダのファイル名は いわゆる 8-3 形式の大文字にしてください.

FreeDOS には終了電源断のコマンドはありません. 仮想マシンの電源を切ればOKです.

Windows 用 dosbox , 日本語キーボード対応版. ここ から持ってきたものです. なおこの dosbox には DEBUG.COM がはいってないので, FreeDOS の DEBUG.COM をコピー. dosbox では mount コマンドでホストとの共有フォルダを実現できます.
例:  mount c c:\shared

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